つれづれしめじにっき

貧困主婦が育児ネタを投下していくブログです。

県立小児医療センターにて胎児外来を受診した話

2/4(木)

通っていた産婦人科に予約が入っていました。

転院の手続きの為に。

息子の幼稚園にお迎えに行き、そのまま二人で産婦人科へGOです。

来たら通してあげるからと言われていた通り、受付から呼び出しまで10分程。

 

既に県立小児医療センターにデータは送ってあり、早急に受診してくださいとの返事。

いつ行く?金曜か水曜とのことなので…

次の週の金曜の予約を取ろうとすると…

 

「あれ?金曜って明日の金曜だって」

 

え?心の準備がっ!

しかし水曜は予定があり行けないので明日行く旨を電話にて伝えました。

14時の予約だったんですが、運がいいのが翌日は息子のお遊戯会だった事。

午前中だけで終わる予定だったのでお休みもせず済みました。

 

第二子が心疾患持ちだとわかった時、ショックと共に考えたのは上の子の事。

 

今までも沢山我慢させてきたのに、これからも沢山我慢をさせる事になる。

齢4歳にして色々飲み込んでもらうことも出てくるだろう。

それが記憶に残ろうが残らまいが親のエゴだろうがそれは出来るだけ減らしたい。

 

少なくとも、集団生活大好き息子に我慢をさせるのは嫌だ!

イベントは必ず出席してあげたい!!

 

そんな思いがまずは一つ実現できてよかったです。

 

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2/5(金)

 

お遊戯会が終わった後、息子を乗せて車で小児医療センター(以下IC)へ。

幸い恵まれたことに県内のICは私の実家最寄駅にあります。

 

実家に寄り、息子を預けて私は一人ICへ。

 

到着後、紹介状を渡し受付ロビーで待ちます。

そこで沢山の子供たちと沢山のお父さんお母さんの姿。

ベビーカーに酸素を積んでる人

トリソミーであろうお子さん

車いすを押すお母さん

そんな姿を見て・・・失礼ながら・・・

そうだった、ここはこういう場所だったと再認識しました。

第三次医療機関ですもんね。重篤な子が集まるのは至極当然。

そしてそこに紹介状を持って来たということは私もそういう事。

 

現実を

突きつけられました。

 

時間になり、呼ばれ、まずは看護師さんとの面談。

通っていた産婦人科で頂いた説明の用紙を見せ、こういう説明を受けたとお話。

すごく優しいお母さんみたいな看護師さんでボロボロと泣いてしまいました。

 

でも、同じ病気の子を同じICで手術したブログを発見しました。

お名前こそ隠してあったものの、ここの一番上の先生のお名前だと分かりました。

心配だし怖いけど、信じるしかないなとは思ってます。

 

そんなことを伝えた気がします。

 

そして、その先生は手術が上手い事。

この手術は時間がかかるけど、それだけ丁寧にやってくださるという事。

信じて大丈夫…と。

 

お話しながら血圧を測ったんですが、まぁ血圧の高い事!笑

泣いてるから脈拍もすごいし血圧もすごいし、これだと問題ね!って笑っちゃうくらい。

まぁ、妊婦検診ではないので見過ごされましたが。笑

 

そして診察室に呼ばれ挨拶も早々に即エコー。

話はあとでしますねスタイルはどこの病院でも同じなんですね。

 

検索魔としてはエコーの画像もネットで見まくっているので最早これすら恐怖で。

心臓を立体的に見れちゃったりするもんだから、ひたすら目を瞑ってました。

 

20分くらいエコーした後、待合に案内されその後お話の時間。

前の教授先生より心臓の絵が上手!!

ぱっぱっぱーってボールペンで書いてくなんてさすが循環器の先生。

一日何心臓書いてるんだろう(私だけで4心臓)

 

診断としては【完全大血管転位Ⅰ型】との診断でした。

 

やはりそうでしたか。

欠損ないって言ってましたもんね。

で、気になってた狭窄と弁の状態?はいかがでしょうか。

 

今のところ狭窄部分はないし、弁も今見た限りだと三尖に見えると。

 

少し安心…?いや、難病指定されてる心疾患で安心も何もないんですけどね。

感覚麻痺してるのかな。

あとはBAS(心房中隔裂開術)をやらないで済むならやりたくないなぁ。

こればっかりは産まれてみないとと言われてますし、冠状動脈もわからないと。

 

デブのお腹にいる赤ちゃんの心臓を見てるわけですから、現代の医学ってすごいですよね。

なのに、なんでわからないのよ!!なんて言えません。

産まれる前にこれだけの事がわかっているだけで十分です。

 

 

 

しかし・・・一つ気になったことが。

 

 

 

説明の為のお部屋に入った時に、先生が看護師さんに確認。

「ご本人に説明でいいの?お連れの方は?」

 

 

ああ…普通のご家庭は夫婦でいらっしゃったりするんでしょうね…。

我が家は本当に休む気ゼロでした。

事故には気を付けてねくらい。

 

更に帰ってから最低でも3日、多いと5日取ってほしいと伝えたところ

 

「うわ、まじかよ。それは厳しいわ~」

 

が一言目でしたからね。

クソ・オブ・クソ旦那。

もし男性がこの記事を読んでたら心の底から言いたい。

 

「妊娠中~産後の失礼な言葉は一生忘れない。考えて発せよ」

 

過去記事にも書きましたが、第一子の時にも我が旦那やらかしてますから。

この話すると

「まだ言ってんの?しつこいな~」

って言いますけど、命がけで挑んでる時に言われたナメた台詞忘れるわけないからな!

 

 

話が変わりましたが、こんな感じで胎児外来は終了。

私は子供でもないのにICの診察券を手に入れました。笑

 

そしてそのまま総合病院への転院の話。

今通っている産婦人科から転院は必須であり、ICで引き受けると決まったので受診が必要。

さて、それはいつにしましょうか…と。

運よく次週の月曜の夕方が空いていたのでそこに入れてもらいました。

木曜にIC予約・金曜IC受診・月曜病院初診ととても忙しい一週間。

 

また来週来るね、と両親に言い残し息子と自宅まで帰りました。

お泊りセットも置いてなかったのでね。

泣いて泣いてメンタルが疲れましたが、きちんと見て疑問点をなくすことで少しずつ不安は緩和されていっています。

また、看護師さんから調べすぎるとよくないと言われたので出来るだけ見ないようにしています。

 

これからお世話になる病院とICだけを信じて、強くなる所存です。

 

 

母、頑張ろう。